世間では墓じまいは進んでる?

コラム 家族葬 横浜 簡単相談

2025/04/07

墓じまい・改葬の現状とポイント

最近、「墓じまい」や「改葬」という言葉を耳にする機会が増えました。少子化や核家族化に伴い、代々受け継いできたお墓を管理できなくなり、合祀墓などに移すケースが増えていると言われています。しかし、実際にはどの程度進んでいるのでしょうか?

全国的な調査によると、改葬を含む墓じまいは**0.5%**にとどまるそうです。この数字は、メディアで取り上げられるほど急増している印象とは異なります。

改葬には高額な費用が必要

改葬の進行には、予想以上の費用がかかることが少なくありません。お寺の境内にある墓地では、檀家さんに土地を貸し出し、その上に墓石を建立するのが一般的です。墓じまいを行う場合は、次のような手順を踏む必要があります:

  • お骨をすべて取り出す
  • 墓石を解体・撤去して更地にする
  • 土地をお寺に返納する

これにはお墓を新しく作るのと同程度の費用がかかる場合があります。一方で、横須賀市営霊園では、管理ができないお墓を市営の合祀墓に移動する改葬を、行政の支援のもと安価で進めています。

改葬が増える背景

以下の理由で、改葬を希望する人が増えています:

  • 子どもがいない、または女性だけの家族構成で、将来の墓守がいない不安。
  • 生前整理の一環として、存命中にお墓を整理しておきたい。
  • 選択肢の多様化:樹木葬、海洋葬、納骨堂など、現代に合わせた供養方法が増加。

改葬を進める際のポイント

改葬を考える場合は、以下の手順を踏むと安心です:

  1. 家族と十分に話し合う
    希望や意向を明確にし、書き留めておく。
  2. 費用を確認する
    墓じまいにかかる費用を見積もり、予算を確保しておく。
  3. 相談窓口を決める
    誰と相談するのか、連絡先を記録しておく。
  4. メモリアルノートの活用
    当社では、無料で配布しているメモリアルノートを活用することをおすすめしています。このノートは、希望や必要事項を順序立てて書ける便利なツールです。

心の整理と家族の安心を

墓じまいは、残された家族の心配を軽減するためにも重要な決断です。家族で話し合い、思いついたことをメモに残すことから始めましょう。不安を和らげるには、情報を整理し、次の一歩を明確にすることが鍵です。

お問い合わせ

改葬や墓じまいについてのご相談は、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。経験豊富なスタッフが、丁寧にアドバイスさせていただきます。

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