《お彼岸とは?》

2025/03/13

春分の日と秋分の日が持つ意味とお彼岸について

「春分の日」は【自然をたたえ、生物をいつくしむ日】、
「秋分の日」は【祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日】として、国民の祝日に定められています。そして、これらの日は同時にお彼岸の中日でもあります。

お彼岸の由来と期間

お彼岸が春分・秋分の日を中心に行われる理由は、仏教における概念にあります。仏教では、先祖がいる世界を「彼岸」、私たちが暮らすこの世を「此岸(しがん)」と呼びます。「彼岸」は西、「此岸」は東とされ、春分と秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈むため、「彼岸」と「此岸」が最も近づく日と考えられてきました。この特別な日に善行を積み、先祖に感謝する期間がお彼岸です。

お彼岸の期間は、春分の日または秋分の日を中心に前後3日を加えた7日間です。この7日間では、

  • 中日:ご先祖様に感謝する日
  • 前後6日間:普段の生活の中で正しい行いを意識し、善行を積む期間

となります。

お彼岸の過ごし方と食文化

お彼岸では特に決まった行事や飾りつけはありませんが、多くの人がお墓参りをします。お家に仏壇がある場合は、仏壇や仏具を清掃し、「おはぎ」や季節の果物をお供えします。

お彼岸の食べ物といえば、「ぼたもち」と「おはぎ」が挙げられますが、これらは同じ食べ物でありながら季節によって呼び名が異なります。

  • ぼたもち(春):「牡丹」の花が咲く季節に由来し、大きめに作られる。
  • おはぎ(秋):「萩」の花が咲く季節に由来し、小ぶりに作られる。

また、あんこの原料であるあずきには、古くから「悪いものを追い払う効果」があるとされ、ご先祖様との心のつながりを意味するとも言われています。

日本人とお彼岸の思い

時代が変わっても、お彼岸にご先祖様を思い感謝する心は受け継がれています。小豆や砂糖が貴重だった時代、特別な思いを込めて作られた「おはぎ」や「ぼたもち」を供える習慣には、日本人ならではの繊細な感謝の心が表れています。

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