幼いころに聞いた不思議な言葉

2025/07/27

「霊柩車を見たら親指を隠す」ってなぜ?その由来と現代の変化

子どもの頃に言われた不思議な言い伝え、ありませんか?

  • 「夜、爪を切ると親の死に目にあえない」
  • 「トイレで歌うと音痴になる」
  • 「夜、笛をふくとヘビがくる」
  • 「米粒一つに神様3人がいる」
  • 「霊柩車を見かけたら親指を隠す」

どれも耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、特に「霊柩車を見たら親指を隠す」にスポットを当て、その意味や由来をお話ししたいと思います。

「霊柩車を見たら親指を隠す」の由来は?

この迷信の由来は、実は「葬列を見たら親指を隠す」という言い伝えにまでさかのぼります。

「葬列」とは?
今のような霊柩車がなかった時代、遺体を輿(こし)に乗せ、人々が列をなしてお墓まで運ぶことを「葬列」と呼んでいました。

この「葬列」には、死の“穢れ(けがれ)”がつきまとっていると考えられていました。さらに、亡くなったばかりの魂はまだ成仏しておらず、どこかに宿っているとされていたのです。

この魂が「親指の爪から入り込む」と言われており、これを防ぐために「親指を隠す」という行動が行われるようになったのだとか。

なぜ「親指」なのか?

親指は、手の五本の指の中でも「親を表す指」と考えられていました。
そのため、親指を守る行動は「親を守る行動」に繋がるとされたのです。

つまり、**「親の死に目に会えない」**というのは、
「親の命に関わる大きな災いが起こるかもしれない」という意味を持たせていたのかもしれません。

霊柩車の変遷と、現代の「親指を隠す」行動

昔は「宮型霊柩車」が主流でした

昭和のころは、豪華な装飾が施された「宮型霊柩車」が多く見られました。
日本独自のスタイルで、輿(こし)を模したデザインが特徴です。
この輿は、もともと遺体を運ぶためのもので、これを模して作られたのが宮型霊柩車です。

しかし、近年では「派手すぎる」「時代に合わない」といった理由から使用が減少。
また、自治体によっては「火葬場への乗り入れ禁止」をしているところもあるようです。

現代の霊柩車はシンプルに変化

今では普通の乗用車と変わらないデザインの霊柩車が増えています。
外見では一般の送迎車と見分けがつきにくいため、「霊柩車を見ても気づかない子どもたち」も多いかもしれませんね。

実際、私の子どもに「霊柩車を見たら親指を隠すんだよ」と言ってみたら、
「そもそも霊柩車がどれか分からない」と返されてしまいました(笑)。

「霊柩車」のこれからの姿

現在、葬儀も多様化しています。
家族葬や一日葬の増加により、霊柩車も「目立たないシンプルな車両」が求められています。
中には、普通のワンボックスカーやミニバンを霊柩車として使用することも多く、
地域や葬儀社によっても異なります。

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