「樹木葬・海洋葬・手元供養」

2025/08/17

樹木葬・散骨・手元供養の新しい選択肢

最近では「お墓」を持つことが当たり前ではなくなりつつあります。樹木葬や散骨、手元供養といった新しい供養方法が広がり、それぞれが持つ特徴や魅力が注目されています。今回は、そんな供養方法を簡単にご紹介します。

樹木葬の魅力と特徴

樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標とする供養方法です。埋葬は遺骨を粉末状にして埋める場合もあれば、容器ごと埋める場合もあり、いずれも樹木の下で行います。中にはペットや友人と一緒に納骨できる樹木葬墓地もあり、家族以外と同じ場所で眠れるという点も特徴的です。

  • 費用相場:10万~80万円程度
    環境に優しいこともあり、シンプルな供養を希望する方に人気です。

散骨という自由な選択肢

最も広く知られているのが、海洋散骨です。遺骨を粉末状にし、海に撒いて供養します。自然に還るという考えが根底にあり、自由な発想が魅力的です。

  • 散骨方法
    1. 家族で船をチャーターし、プライベートな散骨を行う。
    2. 複数家族で船を共有しながら散骨する。
    3. 専門業者に委託して代理散骨を依頼する。
  • 費用相場
    • 個別散骨:20万~50万円
    • 合同散骨:10万円前後
    • 代理散骨:5万円前後

「遺骨を持たない選択」をすることで、維持管理の負担から解放される点が好まれています。

手元供養でいつもそばに

「故人を身近に感じたい」という想いを形にしたのが手元供養です。遺骨を分骨し、自宅や身の回りで保管します。

  • 保管方法
    • 小さな骨壺やオブジェに納める。
    • ペンダントなどのアクセサリーに加工する。
    • 遺骨を原料に特別なアクセサリーを作る。
  • 費用相場
    • 骨壺やオブジェ:数千円~10万円程度
    • アクセサリー加工:数十万円程度

手元供養を行う際に大切なのが分骨証明書です。これは将来的に納骨する際に必要となるため、必ず保管しておきましょう。

新しい供養が持つ可能性

どの方法を選ぶにせよ、供養は「故人とのつながりを感じる」ことが本質です。樹木葬や散骨、手元供養などはそれぞれ独自の良さがあり、選ぶ人のライフスタイルや価値観に合わせた柔軟な選択肢となっています。

次回は、これらの供養方法についてさらに深掘りしていきます。ぜひお楽しみに。

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