ハロウィンパーティーは私の誕生日
ハロウィンの起源と日本のお盆の共通点
金木犀の香りが街中を包み、朝晩の寒さが増してきましたね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日は私の誕生日ですが、近年は日にちが近いハロウィンと一緒に、家族でお祝いするようになりました。そこで今回は、ハロウィンの起源についてお話ししたいと思います。
ハロウィンの起源は「古代ケルト」
ハロウィンの起源は、ヨーロッパ(南ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、アイルランドなど)に住んでいた古代ケルト人の祭りにあると言われています。
日本のお盆と同じように、10月31日は死後の世界との扉が開き、ご先祖様の霊が家族に会いに現世へ戻ってくる日と考えられていました。
しかし、ご先祖様だけでなく、悪霊や悪さをする精霊までもが現世に降りてきてしまい、子どもをさらったり、人の魂を取ったりすると恐れられていました。
そこで人々は、仮面を被ったり化粧をしたり、魔除けの焚き火を焚いたりして、悪霊を驚かせて追い払うようになりました。
この風習が、現代の**「ハロウィンで仮装をする文化」**の起源になったと言われています。
また、仮装の目的には**「悪霊の仲間だと思わせて、災いから身を守る」**という説もあります。
ハロウィンと「ジャック・オー・ランタン」
ハロウィンといえば、かぼちゃをくり抜いて作る「ジャック・オー・ランタン」。
この名前の由来を知っていますか?
昔、ジャックという男が悪いことばかりしていたため、天国にも地獄にも行けず、カブで作ったランタンを持って永遠に彷徨い続けているというアイルランドの民話が元になっています。
もともとはカブで作られていましたが、アメリカに伝わった際に収穫量が多く、加工しやすいかぼちゃが使われるようになったのです。
「ジャック・オー・ランタン」は、悪霊を追い払う魔除けとして、玄関や窓辺に飾られます。
ハロウィンと日本のお盆の共通点
ハロウィンの本来の意味をたどると、
「大晦日」「収穫祭」「お盆」を組み合わせたような行事であることが分かります。
日本ではハロウィンといえば、仮装を楽しむイベントのイメージが強いですが、
もともとは死者の霊を迎え、敬う行事でもあるのです。
死者への想いを繋ぐこと――それは、私たちが大切にしている葬儀の役割と重なる部分があります。
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