御用納め
官公庁では「御用納め」、民間企業では「仕事納め」と言いますが、葬儀社には特にこれといった区切りがありません。
私たち葬儀社は、年中無休で24時間体制。同じようにサービス業の方々も、この時期忙しくお仕事をされていることでしょう。
お葬式の文化では、「新年に不幸を持ち越さない」という考え方が昔からあります。
そのため、御香典返しを葬儀当日に済ませたり、葬儀代金を年内中にお支払いしたりと、さまざまな慣習が見られます。例えば、49日が正月にかかる場合には、御香典返しを翌年に届けることもありますが、新年早々に受け取るのは気分が良くないと考える方もいらっしゃいます。 この場合、松の内(昔は1月15日、現代では1月7日)を過ぎてから届くように手配することが一般的です。
こうした配慮を知るたびに、日本人の細やかな心遣いには感心させられます。 他人を思いやる気持ちが、生活の中に自然と根付いていることが本当に素晴らしいと感じます。
葬儀社はお正月も通常営業しておりますので、何かご不安なことやご相談がありましたら、いつでもご連絡ください。
今年もたくさんの方々のお力になれたことに感謝しつつ、来年も引き続き役立つコラムをお届けしたいと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。























