記事一覧 » かなざわ葬斎館
気持ちはまだまだ
2025/11/05
今年で60歳、還暦を迎えます。節目の年ではありますが、やはり老いの実感は否めません。目に見えない部分が多いですが、若いスタッフたちと一緒に仕事をしていると「やっぱり年を重ねたなぁ」と感じることがあります。 眠気の増加や物忘れも増え、今朝食べたものすら思い出せない時もあります。また、筋力の低下も感じます。目で見た感じでは「これなら持てる」と思っても、実際は持ち上げられなかったりするのです。 気持ちだ […]
ハロウィン
2025/10/31
本日はハロウィンですね。毎年ニュースでも話題になり、街中もにぎやかになりますが、皆さんはどのように過ごされましたか? ハロウィンの起源は古代アイルランドに住んでいたケルト人に由来するとされています。ケルト人にとって1年の終わりは10月31日で、この夜は秋の終わりと冬の始まりを意味していました。彼らは、この日に死者の霊が家族を訪ねてくると信じており、霊をもてなすために食べ物や飲み物を用意するのが伝統 […]
無宗教のお葬式
2025/10/21
お葬式と言えば、お坊さんがお経を読んで焼香を行う形式を思い浮かべる方が多いかもしれません。 しかし最近では、お坊さんや神主、牧師、神父など宗教者を招かずに、参列者だけで故人を送る「無宗教形式」の葬儀が増えているように感じます。 無宗教形式の葬儀では、ご家族の要望に基づいて内容を決めていきます。ただ、具体的にどのようなことを行うかイメージが湧かない方もいらっしゃるでしょう。そういった場合には、私たち […]
いつでもご相談承ります
2025/10/07
お彼岸での経験が教えてくれたこと お彼岸の時期、霊園でお花やお線香を販売するお手伝いをさせていただきました。その際、思っていた以上に多くの方がご先祖さまをお参りに訪れていたのが印象的でした。お参りされるお一人お一人に「こんにちは」とご挨拶できることがとても嬉しく、改めてご先祖さまに手を合わせる姿勢が、こんなにも気持ちの良いものだと感じました。 気軽な相談の場の大切さ その場で、もしもの時のご相談を […]
お骨のツボ!?
2025/10/01
鳥取のど田舎から上京し、気付けば地元よりも長く関東での生活が続いています。 葬儀のお仕事に携わる中で、関東と地元の葬儀文化に驚いたことがあります。特に印象的だったのは、骨壷の大きさの違いです。 「骨壷が大きい!」 ずっと関東にお住まいの方にとっては当たり前かもしれませんが、地域によって骨壷のサイズは異なります。首都圏をはじめとする関東では7寸壺が一般的ですが、私の地元・中国地方では5寸や6寸が主流 […]
8月8日のキセキ
2025/08/09
8月8日はフジテレビの日、そして小泉環境大臣の結婚記念日 8月8日は「フジテレビの日」でもあり、小泉環境大臣の結婚記念日でもあります。2019年のあの日、結婚を発表したお二人の入籍が話題になり、私も横須賀市役所に行ってしまいました。「もしかしたら会えるかも?」という淡い期待を胸に、戸籍課の職員さんに訪問時間を聞いてみましたが、鉄壁のガードで華麗にスルーされ、関係者が提出したと聞いてガッカリしたのを […]
密葬と家族葬の違い
2025/08/07
私たち葬儀社が葬儀の打ち合わせを行う際、最近よく耳にするのが次のようなご要望です。 「家族葬で葬儀を行いたい」「密葬で葬儀を行いたい」というものです。しかし、ご家族とお話しを進めていくと、実際には「火葬式(直葬)」や「1日葬(通夜を省略した葬儀)」を希望されている場合も少なくありません。 そこで今回は、家族葬や密葬が具体的にどのような葬儀を指すのかを、分かりやすくご説明いたします。 家族葬とは? […]
もうすぐお盆がきます
2025/08/05
お盆は仏様が自宅に戻ってくる時期 幼いころ、母の実家で迎えたお盆の思い出。ナスとキュウリで馬と牛を作り、迎え火を焚くことが楽しみでした。仏様が帰ってくる日として、お供えを用意し、提灯に明かりを灯して過ごしたあの日は、いつもよりにぎやかな気持ちになったものです。 初めて迎える「新盆」 お葬式をしたあと、初めて迎えるお盆は「新盆(にいぼん)」と呼ばれます。この時期は仏様が初めて自宅に戻ってくるため、道 […]
ぬか漬け、漬けていますか?
2025/07/25
ぬか漬けと葬儀の意外なつながり?気軽な相談のすすめ 「ぬか漬け、最近つけてますか?」 私は数年前に挑戦したものの、たった1か月で挫折した経験があります。 近所のおばちゃんが「あんたも作りなさい!」とぬか床を分けてくれたのですが、 「漬かっているのか?」「このぬかの状態は大丈夫なのか?」と疑問だらけのまま断念しました。 そんなぬか漬けを漬け始めた人が、なんと我がオンリーワンにいたのです! その人物は […]
父との思い出に一言・・慌てないために事前の備え
2025/07/13
顕微鏡と父への思い出 子供の頃、誕生日プレゼントは一大イベントでした。特に小学一年生の時に両親からもらった顕微鏡は、今でも鮮明に覚えています。それは、小学生の好奇心を大いに刺激するもので、赤血球まで観察できる高倍率の顕微鏡でした。当時、学校で持っている子は少なく、自宅に友達を呼んで見せびらかしながら得意になっていた記憶があります。「僕は大きくなったら科学者になるんだ!」と何度も口にし、そのたびに両 […]
































