記事一覧 » 仏教
葬儀の宗派って???無宗教???
2025/12/05
葬儀の宗派は、葬儀の打ち合わせで最初に尋ねられる重要な項目です。突然尋ねられて慌てないためにも、事前に家族で話し合っておくことをおすすめします。元気なうちに、家族の希望や意向を確認しておくと良いでしょう。 仏式葬儀にこだわらない場合は、無宗教葬儀を選択するのも一つの方法です。無宗教葬儀はまだ数は少ないものの、「無宗教での葬儀を希望する」という方は増えており、多くの葬儀社が対応可能なプランを提供して […]
無意識の宗教
2025/11/27
「位牌って何だっけ?」という友人の一言が、ちょっとした驚きを与えてくれました。 職業柄、毎日のように目にするものだけに、「え、それ一般教養じゃない?」と思いつつ、思わず笑ってしまったのですが、改めて「今の時代の宗教観」に気づかされた瞬間でした。 特に20~30代の方々の中には、普通に社会人としてしっかりしているのに、宗教的な知識や慣習には疎いという方が多くいます。かくいう私も無宗教者ですが、ライフ […]
葬儀の豆知識
2025/10/05
通夜に数珠は必要? 仏教では、人には108の煩悩があると言われています。この煩悩とは、人が生きている間に感じる苦しみの原因とされるものです。数珠は108の珠がつながっており、煩悩を払う役目があるとされています。また、数珠を手にすることで仏の世界と現世を結ぶ懸け橋ができ、持つことで仏様や亡くなられた方を敬うことにつながるとされています。そのため、参列者が通夜に数珠を持参する習慣ができたのです。 本式 […]
「三途の川って何時渡るの?」
2025/09/27
三途の川とは、此岸(この世)と彼岸(あの世)を分かつ境界の川。 一般的には、亡くなった方が渡る川といわれています。この川を渡るためには、六文銭という渡し賃が必要とされ、川には案内人として奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)という老夫婦がいると伝えられています。 三途の川を渡るプロセス 奪衣婆が死者の着ている衣服を預かります。 その衣服を懸衣翁に渡し、懸衣翁が衣服を**衣領樹(えりょうじゅ)** […]
お十夜(おじゅうや)ってどんな仏事?
2025/09/21
お十夜(じゅうや)とは?浄土宗の特別な法要について解説 お十夜は、浄土宗のお寺で毎年10月や11月に行われる特別な法要です。呼び方は、十夜念仏会、十夜会、十夜念仏、十夜講、十夜法事などさまざまですが、いずれもお念仏「南無阿弥陀仏」を中心とした法要であることに変わりありません。 かつては、旧暦の10月5日夜半(10月6日)から10月15日までの十日十夜にわたって行われる大規模な法要でしたが、現在は1 […]
「お盆」と「お彼岸」
2025/08/01
お盆とお彼岸の違いとは?由来や意味を解説 もうすぐ8月のお盆がやってきます。お盆は先祖供養の行事として広く知られていますが、「お彼岸」と混同されることも多いようです。お盆とお彼岸は、どちらもご先祖様を供養するという点では共通していますが、由来や意味は異なります。 お彼岸とは? お彼岸は、春分の日(3月)と秋分の日(9月)を中心とした前後3日間を含めた7日間を指します。お彼岸の由来は、仏教の考え方に […]
お地蔵さん
2025/07/17
延命地蔵尊とお地蔵さんの秘密にふれるひととき 横須賀市大滝町にある中央葬祭館から徒歩わずか3〜4分の場所に、「どぶ板通り」という異国情緒あふれる商店街があります。ここは日本とアメリカの文化が融合した独特の雰囲気が漂い、まるで異国に迷い込んだような気分を味わえます。 そのどぶ板通りを京急汐入駅方面へ進むと「延命地蔵尊」があります。ここには百体近くのお地蔵さんが祀られている社があり、隣にはライブハウス […]
《お彼岸とは?》
2025/03/13
春分の日と秋分の日が持つ意味とお彼岸について 「春分の日」は【自然をたたえ、生物をいつくしむ日】、 「秋分の日」は【祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日】として、国民の祝日に定められています。そして、これらの日は同時にお彼岸の中日でもあります。 お彼岸の由来と期間 お彼岸が春分・秋分の日を中心に行われる理由は、仏教における概念にあります。仏教では、先祖がいる世界を「彼岸」、私たちが暮らすこの世 […]
お経とは?写経を通して贈る母への想い
2025/01/15
お経って、亡くなった方のために唱えられていると思っていませんか? 実はお経は、周りで聴いている私たち生きている人々に向けた、お釈迦様からのアドバイスなのです。 お経の元になる教えを説いたのは、紀元前5世紀ごろのインドで生まれたお釈迦様(ブッダ)。裕福な家庭に生まれながらも、幼少期に母を亡くし、誰もが避けられない老いや病、死と向き合う中で苦悩されました。そして29歳で家を出て修行し、35歳の時、菩提 […]































