記事一覧 » 横浜
成年後見制度 後編
2025/07/19
前回に続き、対象になられる方に行う「後見、保佐、補助」などについて掘り下げて説明致します。 法定後見の3つの類型と役割について 法定後見は、「後見」「保佐」「補助」の3つの類型があります。それぞれの類型によって、後見人に与えられる権限や職務の範囲が異なります。 後見・保佐・補助人(以下、後見人等)には、日用品の購入など日常生活に関する行為の権限はありません。さらに、本人に後見人や保佐人がつくと、医 […]
飲食
2025/07/15
お葬式の食事に込められた想い—「クイワカレ」の意味を今に伝える 古来より、日本には「ハレとケ」の世界観が大切にされてきました。その中でも葬儀は「ケ」の儀式にあたり、食事を振る舞うことには「クイワカレ(食い別れ)」という霊的な意味合いがありました。 現代においては、霊的な考え方よりも「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちが重視され、参列者へのおもてなしとして食事が振る舞われるようになっています。 […]
父との思い出に一言・・慌てないために事前の備え
2025/07/13
顕微鏡と父への思い出 子供の頃、誕生日プレゼントは一大イベントでした。特に小学一年生の時に両親からもらった顕微鏡は、今でも鮮明に覚えています。それは、小学生の好奇心を大いに刺激するもので、赤血球まで観察できる高倍率の顕微鏡でした。当時、学校で持っている子は少なく、自宅に友達を呼んで見せびらかしながら得意になっていた記憶があります。「僕は大きくなったら科学者になるんだ!」と何度も口にし、そのたびに両 […]
もうすぐお盆の時期
2025/07/11
お盆の基本とその大切な意味 「お盆の時期」には、多くの方が夏休みを利用して実家に帰省し、お墓参りに行かれることと思います。しかし、そもそもお盆がどのようなものなのか、何をすべきなのかを詳しく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? お盆は、先祖や亡くなった方々の霊をまつる日本の伝統的な行事です。現代では、年に一度、祖先の霊が現世に帰ってくる期間とされています。期間は地域によって異なりま […]
音楽の力
2025/07/07
お葬式にぴったりの音楽—心に響く名曲たち 音楽には一瞬で記憶を呼び覚まし、場の空気を一つにする力があります。お葬式の世界でも音楽は欠かせない存在です。思い出の曲が流れると、家族の心に寄り添い、故人との絆を強く感じられる瞬間が生まれます。 約10年さまざまな曲を葬儀式場で使用してまいりましたが 特に葬儀にピッタリ合うなというものが何点かございますのでご紹介致します。 「川の流れのように」 作詞 秋元 […]
エンディングノートの活用をお勧めします
2025/07/05
「終活」とは?生前予約とエンディングノートの大切さ 「終活」という言葉が広く語られるようになり、自分の最期をどう迎えるか考える人が増えています。遺言書の作成、家や不動産の整理、さらには「葬儀の生前予約」を行う方も増加傾向にあります。 冠婚葬祭の中でも、誰もが避けて通れないのが「葬式」です。どのような方にもその人らしいお葬式を行う権利があります。「葬儀は家族だけで行いたい」や、「遺骨は海に撒いてほし […]
オンリーワンの訪問看護
2025/07/03
「かのん訪問看護リハビリステーション」の取り組みと想い セレモニーサポート・オンリーワンのグループ会社「かのん訪問看護リハビリステーション」は、24時間365日対応の訪問看護サービスを提供しています。 精神疾患、神経難病、認知症、がんの終末期など、幅広い症例に対応しており、独居の方や高齢者世帯のサポートも行っています。 「地域の絆を元に、安心と安全な暮らしを支える」という理念のもと、看護師や作業療 […]
成年後見制度 後編
2025/06/25
法定後見の3つの類型「後見・保佐・補助」について 今回は、前回に続き、「後見・保佐・補助」の詳細をお伝えします。これらは、本人の判断能力の程度によって支援の内容が異なる制度で、成年後見制度の一環として位置づけられています。 ■ 後見の対象となる方 対象者: 日常の買い物が全くできないなど、判断能力がほぼない方 後見人の役割 財産管理や法律行為の代理 取消権の行使(被後見人が行った法律行為を取り消す […]
時代を映す鏡
2025/06/21
今年もあっという間にもうすぐ7月です。 7月といえば、七夕やお盆に加え、昔は、平塚市の七夕祭りに行き、屋台の焼きそばを楽しみにしていたものです。 さて、葬儀業界にも変化の波が訪れています。ここ数年で葬儀の小規模化が急速に進んでいます。実はこの流れは、コロナウイルスが流行する前から始まっていましたが、感染拡大を機にさらに加速しました。 かつての家族葬は、家族や親戚が集まり、ある程度の規模で行うもので […]
行旅死亡人の事例
2025/06/19
これから「超高齢化社会」や「重老齢化」がさらに加速していきます。 今一度、ご自身の「息子・娘・兄弟」「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」「おじさん」「おばさん」のことを思い返し、声をかけてみてはいかがでしょうか。特に疎遠になっている方がいるなら、なおさらのこと。電話一本で不安が安心に変わるかもしれません。 今回は、特殊な事例があったので、共有させていただきます。 先日、都内の路上で倒れている方が救助され、 […]