生涯の証を享有する
温かさに包まれた「想い出の葬儀」— 故人らしさを感じる時間
最近の葬儀は、感染症の影響で簡素化されたり、参列者の人数が限定されたりと、これまでの形とは異なった様相を見せています。そんな中、先日担当させていただいた**「心温まる葬儀」**のお話をさせていただきます。
想いを繋ぐ弔問の数々
今回のご葬儀の故人様は、「お祭りが大好きな方」でした。ご家族もお祭り好きで、家中に神輿を担ぐ姿の写真が飾られており、家族揃って地域のお祭りを大切にしてきたことが伺えました。
故人様の訃報が伝わると、すぐに神輿会の方々やご近所の方々が自宅に駆けつけ、なんと100名を超える方が線香を手向けにいらっしゃったのです。コロナ禍で大勢の方が弔問に訪れる光景は珍しく、ご近所の絆や人との繋がりの温かさをひしひしと感じました。
この光景は、まるでかつての田舎の葬儀のようでした。近所の方々が集まり、親しみのある会話をしながら「この人がいたからこそ、ここまで多くの人が集まったのだ」と感じさせる雰囲気が会場全体に広がりました。
まさに“故人らしい”送り方
お祭り好きだった故人様のため、祭壇のあちこちに神輿の写真を飾り、モニターでは神輿を担ぐ映像が流されました。参列された方々がその姿を見て「ああ、これこそあの人らしい」と口々に話していたのが印象的でした。
また、ご家族の想いも形となって表現されていました。故人様は柩の中で半被を着てサングラスをかけた姿で安らかに眠っており、その傍らには甘いお菓子やお孫さんたちの手紙が添えられていました。
お友達の一人が故人様の姿を見て「これだよ、これがいつもの姿だ!」と笑顔で語っていたのがとても印象に残っています。まるでお祭りの一場面を切り取ったかのような“らしさ”があり、葬儀会場が温かい笑いと涙に包まれていました。
やり直しのきかないからこそ“やり残しのない”お葬式を
最近は「家族葬」「一日葬」など、小規模な葬儀が選ばれることが多くなり、簡素な形が主流になりつつあります。しかし、今回のご葬儀を通じて感じたのは、「やり残しのない葬儀」の大切さです。
葬儀はやり直しがききません。一度きりの時間だからこそ、「あのとき、こうしておけばよかった」と後悔することがないように、できる限りのことをして差し上げたいという想いが、ご家族の中にはあります。想い出の品やお花、写真の飾り方、柩の中の姿、すべてが“その人らしさ”を表現する要素です。
セレモニーサポート・オンリーワンでは、「命の礎・家族の絆・生涯の証を共有するオンリーワンのご葬儀」を大切にしております。今回のご葬儀は、まさにその言葉が形になった瞬間でした。ご家族、地域の方々、友人が一体となって故人を見送る時間は、まさに「絆の象徴」だったと言えます。
大切な人を送る、その一度きりの葬儀が後悔のないものになるように。セレモニーサポート・オンリーワンでは、お客様の想いに寄り添い、故人の「らしさ」を形にしたご葬儀をお手伝いさせていただきます。