葬儀社の役目

2025/04/21

時代とともに変わる葬儀のカタチ—「大規模から小規模へ、そして心のサポートへ」

10年前の葬儀といえば…
私が葬儀社に勤め始めたのは今から10年前のことです。当時は、親族だけでなく、ご近所の方、故人の友人、会社関係者、趣味仲間など多くの方が参列するのが普通でした。

仕事終わりに弔問する方が多いため、通夜は多くの会葬者で賑わい、焼香の列が途切れることはありませんでした。そのため、返礼品の大量発注や袋詰め作業、大人数が入れるように葬儀場を設営する仕事が多く、体力勝負の毎日でした。

私も入社したばかりの頃は、先輩に怒鳴られながら白木の祭壇を運んだり、テントを張ったりと、葬儀の準備に奮闘していたのを思い出します。**「大勢を迎えるための設営」**が、当時の葬儀社の大きな仕事の一つだったのです。

10年で変わった葬儀の形
ここ10年で葬儀は大きく変化しました。かつては**「一般葬」が主流でしたが、今では「家族葬」や「1日葬」**といった、家族だけの少人数で行う葬儀が急速に普及しました。

**通夜を省略し、1日だけで葬儀を行う「1日葬」**は、いつの間にか多くの方に受け入れられるようになり、通夜振る舞いのような大人数を迎える機会が少なくなりました。さらに、式を行わずに火葬だけを行う「火葬式」も一般的な選択肢の一つとして認知されています。

大規模な設営が必要な葬儀は、今では年に数回という状況です。返礼品を大量に準備したり、テントを張ったりする機会は少なくなり、葬儀社の仕事にも変革が求められる時代になっています。

これから求められる「ソフト面」のサポート
かつては、**体力勝負の「ハード面の仕事」**が多かった葬儀社の業務も、今では「ソフト面の支援」が重要な業務へと変わってきました。

**「いかにご遺族の気持ちに寄り添い、話を聴き、共感するか」**が、私たちに求められる大きな役割です。葬儀の形が小規模化しても、ご遺族の想いは変わりません。だからこそ、一度しかない大切な時間をどう過ごしてもらうかが、葬儀社の使命だと感じています。

葬儀社を選ぶ際のポイント
葬儀社を選ぶ時に費用の見積もりは確かに大事です。ただ、見積もりだけでは見えない**「人の対応」**が、もっと大事なポイントだと私は思います。

**「しっかり話を聴いてくれる担当者がいるかどうか」を、ぜひ気にしてみてください。費用が安くても、「話を聴いてくれない」「こちらの要望を汲み取ってくれない」**となれば、後悔するかもしれません。

逆に、しっかり耳を傾けてくれる担当者がいると、気持ちが落ち着き、安心感が生まれます。大切な人を送る「一度しかない大切な場面」で、その担当者の存在がどれだけ支えになるかを、これまで多くの葬儀を通して実感しています。

セレモニーサポート・オンリーワンの姿勢
オンリーワンでは、「しっかり話を聴く」ことを大切な原点としています。ご遺族の気持ちをしっかりと受け止め、その想いを形にするお手伝いを行います。

オンリーワンのスタッフは、ただ手順通りに葬儀を進めるのではなく、ご家族がどんな想いを持っているかを聴くことからスタートします。お一人おひとりにとって**「後悔のない最期のお別れ」を実現できるよう、寄り添いながらサポート**いたします。

「どんな些細なことでも相談してください」

ご不安なことがあれば、事前相談も随時受付中です。葬儀のことは分からないことが多いのが当たり前です。気になることは、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください

事前相談、無料出張相談も承ります
オンリーワンでは、中央葬斎館にていつでも事前相談を承っております。また、ご自宅への無料出張相談も対応可能です。なかなか葬儀場まで来るのが難しい方でもご自宅でご相談いただけます

「いざという時に困りたくない」「家族と相談したいけど、どうすればいい?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください

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