行旅死亡人の事例

2025/06/19

これから「超高齢化社会」や「重老齢化」がさらに加速していきます。
今一度、ご自身の「息子・娘・兄弟」「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」「おじさん」「おばさん」のことを思い返し、声をかけてみてはいかがでしょうか。特に疎遠になっている方がいるなら、なおさらのこと。電話一本で不安が安心に変わるかもしれません。

今回は、特殊な事例があったので、共有させていただきます。
先日、都内の路上で倒れている方が救助され、その後、神奈川県内の某病院に搬送されましたが、数日後にご逝去されました。
しかし、住所が不明で、本籍しか分からない状態だったため、行政からの連絡が来るまでの間、弊社でご安置し、ご供養を続ける日々が続きました。数日後、ようやくご遺族が見つかり、ご葬儀を行うことができましたが、もしこのような事態を未然に防ぐことができていたら…と思わずにはいられません。

事前にできる簡単な対策

① 免許証・保険証・マイナンバー・住基カードを普段の持ち物に入れておく
普段使うカバンや財布、スマートフォンのカバーなどに入れておくだけで、万が一の際の身元確認がスムーズになります。

② 着衣や持ち物に名前を記載する
自分の名前を書いたタグをつけたり、簡単なネームシールをバッグに貼るだけでも効果的です。

一見、当たり前のようですが、「当たり前のことができていない」ために、今回のようなケースが発生してしまいます。

もし、まったく手がかりがなかったら?

通常、身元が判明しない場合は、警察や行政が身内や親族を探しますが、それでも**身元が判明しない場合は「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)*として扱われます。

  • 行旅死亡人とは?
    行旅死亡人として扱われた場合、遺体は速やかに火葬され、自治体が遺骨を保管します。国が発行する官報に公告され、死亡者のおおよその年齢や外見の特徴、所持品、発見場所や日時などが記載されます。
  • 身元不明者の情報は?
    警察庁の「身元不明相談(発見年別一覧)」にて、細かな詳細や遺留品の情報が公開されています。万が一、身内や知人が行方不明になった場合、この情報を確認することが可能です。

今できること

当たり前の毎日を当たり前だと思わず、「家族の絆」を大切にすることが大切です。
もし、「最近あの人と連絡を取っていないな…」と思い浮かんだら、ぜひ連絡を入れてみてください。ちょっとした一言が、不安を安心に変えるきっかけになるかもしれません。

セレモニーサポート・オンリーワンでは、
**「横須賀中央葬斎館」「かなざわ葬斎館」「鶴見葬斎館」「とつか葬斎館」**の4つの葬斎館で、
内覧会や事前相談会を随時開催しております。

「もしものときのために見学してみたい」
「家族で相談してみたい」という方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

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