「人それぞれの送り方」

2025/10/17

近年、日本では冠婚葬祭のマナーが明確に整備されてきています

私たちが常識として守っているマナーも、長い歴史の中で見ると案外最近できたものだったりします。

例えば、「二礼二拍手一拝」という神社での参拝作法。
この作法は、元々は神職者が玉串を奉納する際のもので、一般参拝者には求められていなかったそうです。現在では神社のポスターなどでも紹介され、正しい参拝の作法として広く認知されています。

葬儀においても、時代とともに変化が見られます。
以前は、霊柩車や装飾を派手にし、立ち居振る舞いは控えめにというのが主流でした。しかし、最近では家族葬が増え、祭壇はシンプルで美しく、式はアットホームで温かみのあるものを求める声が多くなっています。

国や宗教による違いも興味深いものです。
例えばイタリアの葬儀では、最後に故人を拍手で送り出すという文化があります。これには私もカルチャーショックを受けましたが、明るいイタリア人らしさを感じる素敵な習慣だと思いました。

先日、私自身が知人の葬儀に参列した際、日本でも「最後に拍手で故人を送る」提案がありました。実際に体験してみると、故人の生涯を称え拍手を送るというのは非常に心温まるもので、「本当に良い葬儀だった」と心から感じることができました

どんなに個性的な葬儀も、その場に立ち会ってみると故人への深い想いが伝わり、感動があるものです。人それぞれの人生が違うように、葬儀の在り方もそれぞれ異なって良いのだと感じます。

セレモニーサポート・オンリーワンは、100人いれば100通りの葬儀を目指し、一人ひとりに寄り添った思い出に残る葬儀をご提案しています。
弊社会館は横浜・横須賀・金沢・戸塚にございます。お見積りや事前相談なども無料ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

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