無意識の宗教
「位牌って何だっけ?」という友人の一言が、ちょっとした驚きを与えてくれました。
職業柄、毎日のように目にするものだけに、「え、それ一般教養じゃない?」と思いつつ、思わず笑ってしまったのですが、改めて「今の時代の宗教観」に気づかされた瞬間でした。
特に20~30代の方々の中には、普通に社会人としてしっかりしているのに、宗教的な知識や慣習には疎いという方が多くいます。かくいう私も無宗教者ですが、ライフワークとして神社仏閣巡りを楽しむ身です。日本人の多くは「無宗教」と言われがちですが、実際には日常生活の中で自然と宗教が根付いています。これを、お坊さんの説法の中で聞いた言葉を借りれば「薫習(くんじゅう)」といいます。
無自覚の信仰が形作る日本人の宗教観
例えば、小学生の頃に親戚の葬儀で母に「周りの人のやり方を見て、それとなくうまくやるのよ」と教わりながら焼香の作法を学んだ経験がある方もいるのではないでしょうか。テレビや漫画、日常的に目にする様々な文化的要素の中で、日本人特有の漠然とした宗教観が形成されていくのです。
近年では、こうした背景から、宗教者を呼ばず自由に行う「無宗教葬」が増えています。この無宗教葬こそ、現代の日本人の宗教観を象徴するものではないかと感じます。
無宗教葬への相談が増えています
私たちの会館がある横須賀・横浜市金沢区・戸塚区・鶴見区、さらには神奈川県全体でも、無宗教葬を選ばれる方が非常に多いのが現状です。しかし、「何を行っていいのか分からない」「どんな式にすれば良いのか迷う」と悩まれる方も少なくありません。そんな時こそ、私たちにご相談ください。皆様の感覚や希望に寄り添い、最適な無宗教葬を提案させていただきます。
健康を祈りつつ、仏様に手を合わせるひとときを
暑い日が続いておりますが、皆様どうか体調にはお気をつけください。そして、家族の健康を願い、日々一緒に仏様に手を合わせてみませんか。心が安らぐ時間になることでしょう。
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横浜・横須賀・金沢・戸塚の各会館にて、事前相談・見学を随時承っております。お気軽にご連絡ください。
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