2025/12/17

寒さが身に染みる季節となり、今年も残りわずかとなりましたね。皆様にとって、この一年はどのような年だったでしょうか？

今日は「北枕」についてお話ししたいと思います。

北枕とは？

北枕とは、頭を北に向けて寝ることを指します。この習慣の起源は、お釈迦様が入滅（亡くなられた）された際の姿勢に由来しています。正確には、頭を北、顔を西に向け、右脇を下にして横たわる姿勢のことで、「頭北面西右脇臥（ずほくめんさいうきょうが）」と呼ばれています。

一般的には、人が亡くなった際に頭を北向きに寝かせる習慣があるため、「死」を連想して縁起が悪いと思われがちです。しかし、この姿勢は煩悩を克服し、悟りの境地に達したお釈迦様のお姿を表しており、決して縁起の悪いものではありません。

北枕の実際

当社では、故人様をご自宅にご安置する際に北枕についてのご説明をさせていただき、方角を確認してご提案しております。ただし、必ず北枕にしなければならないわけではありません。ご家族様のご希望を最優先し、故人様が生前お休みされていたような形でのご安置も可能です。

私たちが大切にしていること

搬送からご安置、さらにはご葬儀後まで、ご家族様に寄り添った「オンリーワン」のお見送りを徹底しております。どんな些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

冬の冷え込みが強まる中、体調管理には十分お気をつけください。心を込めてお手伝いさせていただきます。